院長ブログ🐷猫さんの眼科手術について

角膜のオペ

猫ちゃんの眼科手術について:大切な命を守るために

こんにちは、動物病院ブログを始めてみました。
今日は当院で行った眼科の手術について、飼い主の皆さまにお話ししたいと思います。
この手術を通じて、動物の健康と命を守る重要性を感じましたので、ぜひご一読ください。

◆患者さんについて
今日の患者さんは、8歳の雄のMIX猫(去勢済み)。少し人慣れが足りない猫さんでしたが、しっかり治療を受けることができました。

◆なぜ手術が必要だったのか
問題は猫さんの眼球でした。怪我や病気の影響で眼球に深い傷ができ、そのまま放置しておくと細菌感染を引き起こし、最悪の場合は眼球摘出する可能性がありました。そのため、眼球縫合を行い、損傷部分を修復することが必要でした。

◆手術の詳細
眼球縫合は、非常に繊細な手術です。今回使用した縫合糸は髪の毛よりも細いもので、ヘッドルーペ(拡大鏡)を使用して、細かい部分を慎重に縫い合わせました。また、猫さんが人に慣れていないため、術前・術後の対応にも注意を払いながら進めました。

◆術後のケア
手術は無事に終了しました。術後は約1~4泊入院し、経過を観察します(今回は猫さんの状態により1泊の予定です)。退院後は抗生剤の内服を2週間続け、感染症の予防を行います。そして1週間後に再度通院いただき、治癒の進み具合を確認します。

◆飼い主さんへメッセージ
今回のケースのように、目の異常は放置すると命に関わることもあります。普段から動物の行動や体の状態を観察し、気になることがあれば早めにご相談ください。また、目の怪我や病気が疑われる場合は、なるべく早く動物病院で診察を受けることをおすすめします。

これからも、当院では動物たちの健康を第一に、全力でサポートしてまいります。何か気になることがあれば、いつでもご連絡ください!

 

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⚠️この先術後の画像があります。苦手な方はご注意ください。

 

 

ネコさんの角膜縫合

眼球縫合後😺 👀①

猫の目医者さん

眼球縫合後😺👀②

 

 

 

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